top of page

漢字は面白い①

  • 執筆者の写真: Tousen Nakane
    Tousen Nakane
  • 2020年11月8日
  • 読了時間: 2分

ここ十数年パソコンやインターネットの普及によって、文字を

書くことがとても少なくなったなぁと感じています。


特に小中学生の生徒さんを見ていると、漢字が苦手な子が多い

なと思います。私の学生時代に比べると文字を書く機会が減って

いるからなのかなと思います。


苦手意識がついてしまうとなかなか抜け出せないですよね。

なので、そもそもこの字はどうやってできたのだろう、という

ルーツを知れば簡単に忘れることもないし、似たような字も紐づけ

して覚えることができます。


今回は一年生でも習う「雨」について、ふれていきます。

まず「音読み」「訓読み」の意味はわかりますか?


日本にはこの2種類の読み方があり、他の漢字を使う国や地域と大きく違います。


「音読み」…中国から伝わってきた読み方

「訓読み」…日本で作られた読み方


下の図でいうと「ウ」が音読み、「あめ、あま」が訓読みになります。



意味は下の図の通りですが、確かに自然の様子を表す文字にこの

「雨(あめかんむり)」がよく使われています。


たくさんあるかと思いますが、日頃よく目にする文字を紹介します。

「雪」「雲」「雷」「震」「霜」「霧」「露」「雹(ひょう)」


このように1個1個覚えるのは難しいかもしれませんが、雨に関する

仲間の文字として紐づけしておけばそんなに忘れることはないと

思いますので、参考にしてみてください。



ree

































※参考文献「白川静博士の漢字の世界へ」



 
 
 

コメント


Tousen Calligraphy School

2014-2025 © Tousen Nakane All Rights Reserved.  

〒476-0002 愛知県東海市名和町 ☏052-700-7552

  • Facebook
  • Instagram
  • YouTubeの
bottom of page