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デザイン書道のレッスン-ひらがな編

  • 執筆者の写真: Tousen Nakane
    Tousen Nakane
  • 2021年6月4日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年7月6日

前回は「ありがとう」という作品を載せた際に、線質で

これだけ印象が変わりますよ、というお話をしました。

(5/4→デザイン書道のレッスンブログ参照)


かっこいい、かわいい、激しい、美しい、悲しい、綺麗、

などいろいろな印象があると思いますが、「線質」を

変えることによって表現できることをお伝えしました。


デザイン書道の文字は線質だけでなく、レイアウトや余白、

構成などさまざまな要素が重なって文字が完成されます。


デザイン書道は広告及び広告媒体に使用されるので、簡単に

言うと「人を引き付けるようなもの」でないといけないわけです。



パソコンで打ち込む文字や本、教科書などはほぼ同じ大きさで統一されます。

それは老若男女問わず読めること、読みやすさを第一に考えられているからです。

もちろんデザイン書道の文字も読めることは大前提ですが、ここに

「人を引き付ける=人の感情を揺さぶる何か」を乗せることが必要に

なります。


これを表現することは難しいことですが、ここにデザイン書道の醍醐味が

あると私は思います。

今回は動きとインパクトを与える書き方について、「ありがとう」をもとに

私なりにお伝えしていきます。


①文字の大きさを変化させる

 「あ,う」が大きく、「り,が,と」が小さくなっている

②文字の形を変化させる

 「り」縦長の長方形、「が」正方形、「と」横長の長方形

③文字の配置を変化させる

 まっすぐ書いた時よりも、上下させた方が動きが出る


この3つのポイントを押さえて書くことにより、動きとインパクトが加わったと

思います。今回は横書きの作品を載せましたが、縦書きの作品も一緒ですので

参考になれば幸いです。




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