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左利き

  • 執筆者の写真: Tousen Nakane
    Tousen Nakane
  • 2022年8月12日
  • 読了時間: 2分

最近は左利きの生徒さんも以前と比べると多くなってきました。


実は私も子どものころ、左利きでした。

書くのもお箸も全部左でしたが、私の家庭では左利きから

右利きに直すことを教えられました。

このお仕事をさせて頂くためには大切なことだったので

今では感謝しています。

ですので今は書くのもお箸も右ですが、包丁を持ったり、はさみ

などは未だに左です。



私の感覚では、最近の左利きの子は左利きのままの方が多いよう

に思います。それが別に悪いわけでもないのでね。


しかし、書くことを例にとると

①鉛筆で書くときには…

書いた字が自分の手で隠れてしまう、手が汚れる

②3年生から始まる毛筆では…

筆は必ず右で持つことを強要されてしまう


このようなことがありますが、当教室では保護者の方の強い希望

が無い限り、鉛筆はそのまま左で書いてもらい、筆に関しては

右で持ってもらうようにしています。

2,3年生になってしまうと学校等で書く機会も多くなり、左に

慣れてしまい、結果的にお稽古の時だけ、右で書くのは

難しいです。(ですので右に直す場合は6歳までがベターです)


書くことは「習慣」なので、希望があった場合は必ず家でも右で

書く習慣をつけてもらうようお伝えします。

週1回の1時間程度のお稽古が右、学校・家では左のままだと

圧倒的に学校や家で過ごす時間が多いので左の習慣から抜け出す

ことができないからです。


一方筆は書道教室に通っている子でない限り、2年生以下で筆を

持つ機会は少ないので、だいたいの子は初めてになります。

ただ左利きの子は、いきなり右で持つようになるので力の入れ

具合がうまく調整できず、上手になったと実感があまり沸きにくい

かもしれません。

しかし、先ほどもお伝えした通り、書くことは「習慣」です。

まずは週1回のお稽古をきっちり通ってもらい、それを積み重ねて

いくしか方法はありません。

小さな積み重ねが大きなステップとなりますので、左利きの子も

右利きの子もコツコツと練習を積み重ねていきましょう!



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